イルミネーションを一眼レフで撮影する 手持ちでは?人物は?
年末が近くなると、いろんな所がイルミネーションで飾られますね。
せっかくですから写真を撮っておきたいものです。
一眼レフでイルミネーションを撮影する方法をまとめました。
イルミネーションを一眼レフで撮影するには
イルミネーションを一眼レフで撮影するのは難しいでしょうか?
最新のカメラならそこまで難しいことはないですよ。
一眼レフを使ってイルミネーションをきれいに撮影する方法を書いてみます。
使う一眼レフは、ここ数年のうちに発売されたカメラならイルミネーションなどの暗いところでもきれいに撮れます。
観客が集まるようなイルミネーションスポットでは、三脚は使わない方がいいでしょう。
まわりの方が通行しにくかったりしますから、注意が必要ですね。
カメラのISO感度を上げて設定すれば、手持ちでも撮影は可能です。
もし自信がなければ、一脚というものもあります。
三脚のように広げて使うものではありませんから、邪魔になりにくいですよ。
レンズは持っているものの内、できるだけ望遠レンズを使いましょう。
自分がきれいと思った部分を、ぐっとアップにして撮るといいですよ。
ズームレンズなら数字の大きい方が望遠になります。
18-55mmというレンズなら55の方です。
ホワイトバランスは、通常はオートに設定していると思います。
まずはそのままオートで撮影してみて、仕上がりが希望と違ったらホワイトバランスを変えましょう。
ホワイトバランスは、「晴れ」「日陰」「電球」「蛍光灯」などに変えながら試してみてください。
一眼レフには、AEB(段階露光)という設定があります。
シャッターを押し続けると、露出を変えて3枚連写されます。
これを使うと標準露出・オーバー・アンダーの3枚が撮影されますから、後で選ぶことができます。
イルミネーションを一眼レフの手持ちで撮る
一眼レフを使ってイルミネーションを手持ちで撮るには、どういう設定がいいでしょう。
撮影モードは、AV(絞り優先)モードにします。
絞り値は開放にします。
例えば、絞りがF3.5-5.6というレンズなら、数字が小さいF3.5が開放です。
これで被写体にむけてみて、シャッタースピードがレンズの焦点距離分の一以上にします。
ASP-C用のレンズなら、18-55mmレンズで55mmは88mm(35ミリ換算)になります。
シャッタースピードは、1/88以上にします。
絞り開放でも、シャッタースピードが遅いようなら、ISO感度を高く設定します。
数字が大きほうが高感度です。
最近の一眼レフは自動で高感度まで上がると思いますが、カメラによってはオートで動く幅を設定できるものもあります。
ISO感度は1600以上が使えるように設定してください。
一眼レフは交換レンズかボディに手ブレ補正機能が内蔵されています。
古いカメラよりは手ブレもおきにくくなっていますね。
一眼レフでイルミネーションと人物を撮る
一眼レフでイルミネーションを撮るなら、人物も一緒に撮りたいですね。
最近のカメラでは、いろんな撮影モードが内蔵されています。
夜景と人物が一緒に撮れるモードがあります。
メーカーによって呼び名が違いますが、説明書で探してみてください。
こういうモードを使う時は、シャッタースピードが遅くなりますから、手持ちでは難しい時があります。
三脚が必要になるかもしれません。
手持ちで撮影するなら、シャッタースピード優先モードに設定し、できるだけ遅い手振れをしないシャッタースピードにします。
これにストロボをオート発光させます。
これで仕上がりを見て、背景が暗かったらシャッタースピードを遅くします。
明るい時はシャッタースピードを早くします。
まとめ
イルミネーションを一眼レフで撮影するなら、たくさんシャッターを押しましょう。
デジタルカメラなら、コストはかかりませんからいろいろ試してみませんか。
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